*Lua5.2からLua5.3への主な変更点 [#rca579b0] **リファレンス [#x7d25122] -[[前のバージョンと非互換な点>http://milkpot.sakura.ne.jp/lua/lua53_manual_ja.html#8]] **目玉となる変更点 [#r4a6b41d] ***bit32 [#me029297] >Lua 5.2にて追加された bit32ライブラリは廃止された。Lua 5.2ではビット演算子が採用された。 >Lua 5.2にて追加された bit32ライブラリは廃止された。Lua 5.3ではビット演算子が採用された。 ~ ***整数型の導入 [#rd3173a0] >これまでLuaの数値はデフォルトだと全て「double型」でしたが、「int型」と「double型」に分かれました。~ 小数点が付いたものはdouble型、小数点が付かないものはint型となった。 >これに伴い、浮動小数点数を文字列に変換する際には、整数で割り切れるものでも .0が追加されるようになった。(例えば、2.0など)~ >通常Luaでやってる類の計算で、今回の変更の影響を受けるものは少ないと思われる。~ ***ガベージコレクタ [#kce3309a] -ガベージコレクタの世代別モード >Lua 5.2にて実験的に導入された「ガベージコレクタの世代別モード」は結局削除された。 -collectgarbage("count") >collectgarbage("count")の戻り値が2つあったが、1つになった。~ (最初の戻り値の小数部から2番目の戻り値を計算できます。) ***ipairs [#bdffcd64] -__ipairsのメタメソッドは無くなり、__pairsに統合された ~ ***数学ライブラリ [#i76162c0] >数学ライブラリのうち、atan2、cosh、sinh、tanh、pow、frexp、ldexp、が削除された。~ math.pow(x,y) は x^y で置き換えることが出来る。 **Lua Compat 53 [#t5137f50] >[[lua-compat-53>https://github.com/keplerproject/lua-compat-5.3]] によって、このあたりを吸収する方法を得ることができます。