秀丸エディタ・HmPandocPreviewChrome
秀丸エディタ v9.22以上なら別のものを推奨
こちらは 秀丸エディタ v9.21 以下のバージョンに対するものとなります。
秀丸エディタ 9.22 以上の場合、ブラウザ枠が本体に搭載されていますので、
HmMarkdownSimpleServer を強くオススメします。
概要
秀丸上で編集中のテキストファイルを、
- Github の拡張Markdown
- Mathjaxが使える拡張Markdown
- Katexが使える拡張Markdown
として解釈し、
Pandocで変換した上で、Chrome上で表示するための秀丸用プラグインです。
ファイルを保存したタイミングで自動的にChrome上の表示も更新表示するためのプラグインとなります。
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GitHub Flavored Markdown (GFM)
GithubのMarkdownを記述しながらプレビューするのに適しているモード
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Pandoc Markdown + [MathJax もしくは Katex]
数学式の記述に力を入れるケースでのマークダウンとなります。
cssはGitHub Flavored Markdown (GFM)風を採用しているので、
数学式を再現しつつ、見た目のデザインはGithub風というものとなります。
Pandocとは
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Pandoc ユーザーズガイド 日本語版
Pandoc全体のコマンドとしての仕様が掲載されています。
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Pandocのgithubのダウンロードページ
pandoc-[**バージョン**]-windows.msiのようなリンクがダウンロード対象となります。
HmPandocPreviewChromeのダウンロード
動作環境
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秀丸
秀丸エディタ ver8.73以上
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Pandoc本体
Pandocがインストールされている必要があります。
上述の「pandoc-[**バージョン**]-windows.msi」でインストールするとパスにpandocフォルダが自動で追加されます。
msiではなく、zipファイルで手動で行う場合、該当のpandocディレクトリにパスを通してください。
インストールした後、「すべての秀丸を終了」し、「秀丸を改めて起動」してください。
(pandocにパスが通ったことを秀丸へと反映させるためです)
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Chromeブラウザ
Chrome ver54以上
(Chromeが32bitか64bitかは動作に影響しません。) -
hm.NET v1.101以上
hm.NETの導入が必要となります。
インストール
- HmPandocPreviewChrome.zipをダウンロードする。
-
.zipファイルをブロック解除(or 許可する)する
(本ソフトには.exeが含まれていますので、原則的にはブロック解除(or 許可する)をする必要があります) -
普段秀丸のマクロを置いているような適当なディレクトリに、
・HmPandocPreviewChrome.dll
・HmPandocGFMPreviewChrome.mac
・HmPandocMathJaxPreviewChrome.mac
・HmPandocKatexPreviewChrome.mac
・HmPandocPreviewChrome.css
・WebDriver.dll
・chromedriver.exe
の7つをコピー。 - 適当に「HmPandocGFMPreviewChrome.mac」「HmPandocMathJaxPreviewChrome」「HmPandocKatexPreviewChrome」のうち利用するものをマクロ登録。
- 通常は該当マクロにショートカットキーを割り当てが方が良いと思います。
利用の手引き
左メニューより、
を参照してください。
動作原理
- .NET FrameworkのWebDriver経由でChromeを制御しています。
- 秀丸で保存したタイミングで、対象のファイルを、指定のMarkdown解釈(Github or Mathjax)に合わせて、一時ファイルの.htmlを作成します。
- 一時ファイルの.htmlが更新されると、Chromeが該当のページをリフレッシュするようになっています。
- 対象のファイルをリネームすることでフルパスが変更になった際には、Chromeで表示するべきURLを変更するようになっています。
ライセンス
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HmPandocPreviewChrome
HmPandocPreviewChromeは、Apache License 2.0となります。
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Selenium WebDriverについて
Selenium WebDriverは、Apache License 2.0となります。
詳細は、Selenium WebDriver Github等を参照してください。 -
Selenium WebDriver ChromeDriverについて
Selenium WebDriver ChromeDriverはパブリックドメイン(Unlicense)となります。
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ソースの場所
Githubにソースがあります。