hmPython3は、Python側から、「秀丸マクロの変数への値の設定・値の取得」の両方が出来るため、
「秀丸マクロ→hmPython3へと問い合わせる」、といった必要性は原則的にはありませんが、
「hmPy / hmRb / hmV8 / hmJS / hmPS / hmPerl」との共通仕様の一環として、
そのような最低限の情報の送受信が出来る関数が揃っています。
以下の5つのAPIを知るだけで、秀丸マクロとPythonの値のやりとりは十分できます。
文字列「szexpression」をPythonの命令として実行します。
何らかの明確な内部エラーがあった場合は0が、とりあえず実行できた場合は1が返ってきます。
Python内のグローバル変数「sz_var_name」を「整数」として取得します。
元々が数値でなくとも、数値に変換可能なものであれば、整数として返ってきます。
該当の変数が存在しなかったり、エラーが発生した場合は、0が返ってきます。
対象の値が元々0の場合と区別がつかないですが、運用でカバーしてください。
Python内のグローバル変数「sz_var_name」に整数「value」を設定(代入)します。
該当の変数が存在しなかったり、エラーが発生した場合は、0が返ってきます。
代入に成功した場合は、1が返ってきます。
Python内のグローバル変数「sz_var_name」を「文字列」として取得します。
元々が文字列でなくとも、文字列に変換可能なものであれば(原則文字列に変換可能です)、文字列として返ってきます。
該当の変数が存在しなかったり、エラーが発生した場合は、「""」が返ってきます。
対象の文字列が元々「""」の場合と区別がつかないですが、運用でカバーしてください。
Python内のグローバル変数「sz_var_name」に文字列「value」を設定(代入)します。
該当の変数が存在しなかったり、エラーが発生した場合は、0が返ってきます。
代入に成功した場合は、1が返ってきます。