秀丸エディタ・HmCustomLivePreview
これは旧版扱いです
2025年現在、これはすでに旧版扱いです。
秀丸は本体機能として、ブラウザ枠を実装したため、HmCustomRenderBrowser を利用した実装を強くお勧めします。
概要
秀丸上で編集中のテキストを「あなた自身の独自の変換方式」で、HTML化し
リアルタイムに「HTML変換ソース」と「ブラウザで表示したレンダリング結果」を「プレビューし続ける」。
そんな秀丸用プラグインです。
画像の「テキスト内容」と「描画内容」を見ればわかるように、
一種の独自の法則によって変換されているのがわかります。
「あなただけのオリジナルな変換法則によるライブビューワー」を作り上げることが出来るのです。
ダウンロード
for 秀丸エディタ 32bit版
for 秀丸エディタ 64bit版
動作環境
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秀丸
秀丸エディタ ver8.73以上
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Microsoft VC++ 再頒布可能パッケージ
Visual Studio 2017 C++ ランタイム
x86版をインストールしたことが無い方はインストールしてください。
お手持ちのOSが64bitか32bitかには関わりなく、x86版のインストールが必要です。 -
Microsoft .NET
.NET Framework 4.0以上。
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秀丸エディタ 64bit版について
秀丸エディタ64bit版をご利用の方は、HmCustomLivePreview_x64.zipをダウンロードし、HmCustomLivePreview.dllを差し替えてください。
(又、この場合は、Microsoft VC++ 再頒布可能パッケージは、64bit版をインストールしてください。)
インストール
- HmCustomLivePreview.zipをダウンロードする。
- 普段秀丸のマクロを置いているような適当なディレクトリに、
・HmCustomLivePreview.dll
・HmCustomLivePreviewDefault.mac
の2つをコピー。 - 適当に「HmCustomLivePreviewDefault.macをマクロ登録」して実行。
但し、この状態では「あなたは何も独自に定義していません」ので、
ほとんど意味がありません
利用の手引き
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あなたは「何らかの独自の定義」をマクロファイルに記述します。
基本的にはHmCustomLivePreviewDefault.macファイルをコピーして、独自の変換定義の記述を足しこんでいく形になるハズです。
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プレビューしたいファイルを開いてマクロを実行
一度マクロを実行すると、ウィンドウが表示され、「該当のファイルのカスタムライブビュー」を開始します。
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ズームアウトやズームインなど
他アプリ同様、CTRL+マウスのホイールでズームインやズームアウトしてください。
動作原理
- .NET FrameworkのWebBrowserを利用しています。
- 秀丸のテキスト内容があるかどうかを1秒に1度チェックし、
変更があれば、表示位置を維持しつつ、内容を更新しています。
描画エンジンを新しくする
WebBrowserコントロールは、レジストリを編集することで、
レンダリングエンジンを、より新しいものにすることが出来ます。
詳細は、
WebBrowser コントロールで使われている Internet Explorerを最新のバージョンに変更する
などを参照してください。
具体的には、下図のように「Hidemaru.exe」というキーを作成して、対象となるバージョンのDWORD値を入れることになります。
HTML5などをレンダリングする際には、このような設定が不可欠となります。
手作業でするのが面倒くさければ、
REG ADD "HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_BROWSER_EMULATION" /v Hidemaru.exe /f /t REG_DWORD /d 11001
をコマンドとして実行してください。
ライセンス
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HmCustomLivePreview
HmCustomLivePreviewは、Apache License 2.0となります。
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ソースの場所
Githubにソースがあります。