uLuaHMは、秀丸上で「文字コードutf8」のLuaを作成するのに適した環境を
構築するためのファイル群です。
Lua言語の学習や、海外ゲーム等、拡張ModにLua言語が使われている際に役立つ、インテリセンス環境です。
又、同時に、
秀丸エディタを、強力なインテリセンスエディタとする方法を理解するための、
ミニマムなサンプルともなっています。
等が可能となっています。
同様の用途で、文字列やファイルIO等の扱いをcp932(sjis)用に配慮したものは、hmLJHMとなります。
"C:\Program Files\Hidemaru"など、
「秀丸をインストールしているディレクトリ」に空白文字が含まれているのは、最悪です。
様々なシーンで大きな苦労や徒労をするハメとなり、多くの不具合を抱えることとなります。
「C:\tool\hidemaru」など、空白がなく、特別なUAC(ユーザーアクセスコントロール)もないディレクトリへのインストールが強く望まれます。
uLuaHMファイルを解凍し、以下のように配置しましょう。
秀丸をインストールしたフォルダが画像中の「Hidemaru」だとして、
そのサブフォルダにuLuaHMというフォルダ、そして、その中身が解凍ファイルの中身の形です。
uLua.exe本体も ここ からダウンロードしましょう。
以下のようにマクロと同じ位置に配置します。
もしも、秀丸で「アウトプット枠」を使ったことが無い、という人は。
アウトプット枠を表示しましょう。
Luaファイルの設定を行う最も簡単な方法は、まず、空でもなんでも良いので
Luaファイルを作成することです。
このLuaファイルを開いている状態で、セッティングを行います。
Luaファイルを開いていることが「極めて」重要です。
秀丸の「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」の項目で
「設定のリスト」を選び、「LUA言語」というタイプを新規に作成します。
今、ご自身で作成した「Lua言語」という設定項目が増えていますので、これを選択しましょう。
これにより、今開いているファイルに対応する拡張子、
「***.lua」に紐付いて、 この「LUA言語」という設定が使われるようになりました。
「***.lua」というファイルを開いた時だけ、
「LUA言語」の設定が使われるようになったのです。
ここまでで一度「OK」を押しましょう。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」を押して、 「強調表示」という項目を押しましょう。
そして、「読み込み」ボタンを押し、「参照」ボタンを押します。
読み込むファイルですが、
ご自身で、秀丸をインストールした場所の違いによって異なりますが、
「秀丸のディレクトリ」の下に、uLuaHMがあり、
さらにその下にhilightフォルダがあるはずですので、
その「uLua.token.hilight」を選択します。
「開く」で選択します。
この画面で「強調表示」「複数行の強調」「ツリー定義」の3つにチェックが入った状態にします。
手動でチェックを入れる必要があるので注意!!
「OK」を押します。
強調定義が適切でも、色が適切でなければ、見づらいだけです。
色を見やすくしましょう。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」を押して、
「デザイン」という項目を押しましょう。
右下の「保存/読込」というボタンを押して、先ほどと同じ要領で その「uLua.color.hilight」を選択kします。
読み込むのが「カラー」ですので「カラー」にチェックを入れます。
デフォルトだとカーソルの行が非常に薄い色になって見づらくなっています。
そこで「カーソル行」の項目を、以下のように設定しましょう。
「背景色」モードにチェックを付けます。
「色」のボタンを押して、色は「灰色」を選択した後、「色の作成」によって、
白よりのほんのうっすら薄い灰色などにするとよいでしょう。
どんどん「OK」を押して、一度エディタの画面にもどりましょう。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」を押して、
「単語補完」という項目を押しましょう。
上図のように「自動表示」や「現在編集中のテキスト」「辞書ファイル」の3つにチェックが入った状態とします。
「辞書ファイル」の項目の右側にある「...」ボタンを押して、
辞書ファイルとして、先ほどの「uLua.token.hilight」と同じ場所に
「uLua.token.dic」というファイルがありますので
それを選択します。
ダイアログで選択する際に、
下図のように「ファイル名(N)」の欄に「*.dic」と入力しておかないと、
ファイルが出てこないので注意してください。
選択すると、下図のようになります。
ここで、さらに「辞書ファイル」の下にある「詳細」ボタンを押します。
右側の「単語の種類」という項目で「カスタム」を選択します。
ここで、上図がみづらいですが「単語の途中の文字」というところで、
「.」と「:」の2文字を連続で入力します。
.: と2文字連続入力
これにより、「string.char」や「file:write」など、間に記号を挟んだ入力補完が可能となります。
また、上図にあるように「記号」にチェックが入っていなければ、チェックを入れましょう。
何回か「OK」を押してゆき、以下の画面に戻ったら、
上の方に手をつけてきます。
まずは、表示方法を「リスト」としましょう。
今度は上の「詳細」ボタンを押します。
このあたりは、好み次第ですが、プログラムをする上では、
「開始する文字数」は「2」文字 ツールチップに表示する最大個数は「9」個で良いでしょう。
どんどん「OK」を押して、エディタの画面まで戻りましょう。
先ほどの設定は、「入力している最中に、自動で入力補完が出る」という機能に関する設定です。
それだけでは実際には不足しており、「自分のタイミングで入力候補を出す」という機能が書かせません。
これを設定します。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「キー割り当て」を押すと、以下のような画面となります。
「キー割り当て拡張」にチェックを入れて、
「Ctrl+Space」を選び、コマンドとして「その他編集」を選択し、
リストから「単語補完」を選びます。
これで「Ctrl+Space」で補完ができるようになりました。
これはVisual Studioなど、メジャーなWindows系開発環境と同じキーバインドです。
エディタ上で、「st」などと入力して、入力補完を確認してみしょう。
先ほど設定したように「2文字目」以降、入力補完が反応します。
入力済の途中で自分で意識的に出す際には、「Ctrl+Space」を押します。
秀丸の「行番号」の設定を変更します。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」を押して、
「体裁」の「詳細」という項目を押しましょう。
そこの「行番号の計算方法」という項目を「エディタ的」とします。
実際に、行番号といえば、普通のテキストだろうと、プログラムだろうと関係なく、
この「エディタ的」の設定による「行」を指します。
又、「体裁」の「タブ」という項目を押しましょう。
「8」という数値は極端ですので、「4」にしましょう。「4」が一般的です。
「.lua」ファイルに関して、ファイル保存時のデフォルトのエンコードや、
優先的なエンコード自動判定を変更します。
再び秀丸のメニューから「その他」⇒「ファイルタイプ別の設定」を押して、
「その他」の「保存・読み込み」という項目を押しましょう。
下図のように「自動判定」となっている項目を選んで「Unicode(UTF-8)」を設定します。
次に、「自動判定の設定」といった項目を押して、
「上へ」ボタンで「Unicode(UTF-8)」を一番上に押し上げます。
何回か「OK」を押して、設定を完了させましょう。
秀丸上から、今編集しているファイルをLuaとして実行できるようにします。
又、実行前のsyntaxチェックや、.exe へのリンクなども出来るようにします。
秀丸のメニューから「マクロ」⇒「マクロの登録」を押します。
マクロの登録はどこでも開いている所に自由に登録してかまいません。
グループ名に「Lua ビルド」、マクロのタイトルに「Luaの実行」などとしましょう。
「...」ボタンを押して、「uLua.dofile.mac」のマクロを選択します。
同じ要領で、「Luaの文法チェック」といった項目を作成して、
「uLua.doCheck.mac」を選びましょう。
同じ要領で、「Luaを.exe化」といった項目を作成して、
「uLua.doLink.mac」を選びましょう。
なんと長かったのでしょう!!
しかし、全ての設定項目は終了しました。
print("Hello Lua World!")
print("Hello Lua World!") a = a + 5 a = a / 0
function plus(x, y) return x+y end function minus(x, y) return x-y end function main() print(plus(1,2)) print(minus(3,1)) end main()