本来 hmPy.dllやIronPython.dllは、秀丸本体と同じ場所に配置する必要があります。
これは、「.NET Framework」での「.dll読み込み」の制限事項が関係しています。
しかし、何らかの制限やポリシーによって、どうしても変更したいといった場合は、
以下のような手順で実現することが可能です。
お勧めはしませんが、「どうしても変更しなければならない」といった事情がある場合は、利用してください。
仮に「C:\test」というフォルダに「hmPy.dllとIronPydhon.dll」を配置した場合、以下のようなことをする必要があります。
まずは、C:\testフォルダに、hmPy.dllとIronPython.dllをコピーします。
秀丸本体のディレクトリに、「ironpython」という名前のシンボリックリンクを作ります。
シンボリックリンクの先を「C:\test」とします。
(※ショートカットではありません、シンボリックリンクです)
ようするに、秀丸本体のサブディレクトリ「ironpython」があるかのように振る舞えるようにするのです。
具体的には、
コマンドプロンプトを「管理者」で実行します。
「管理者」で実行しなければシンボリックリンクは作成できません。
適当に「cd」などして、秀丸本体のディレクトリへと移動します。
下の画像例では、「C;\usr\hidemaru」が秀丸のディレクトリの例となります。
下記の図のようにコマンドを打ちこみます。
dllの位置が変更となったため、以下のように「ironpython」というサブディレクトリ名を加える必要があります。
#PY = loaddll( hidemarudir + "\\ironpython\\" + "hmPy.dll" );