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入門編 ～更新や具体的操作があるかのチェック～ (秀丸エディタ 9.12以降)

概要

監視・常駐型のプログラムを作る際に、「秀丸上で何も更新や具体的な操作がないならば、何もする必要がない」といった
プログラムを作ることは十分ありえるシチュエーションです。

このような目的のため、Hm.Edit.UpdateCount が利用できます。
これは秀丸マクロ変数の「updatecount」相当のものとなります。

更新や具体的操作があるかの判断材料となる updatecount 相当の値を取得する

マクロ中でもマクロ中以外でも、常時取得することが出来ます。

int Hm.Edit.UpdateCount

• C#側のソース

  MyTestForm.cs

  using System;
  using System.Windows.Forms;
  using Hidemaru;
  
  namespace HmTest
  {
      partial class HmTestForm
      {
          protected void MethodCreate()
          {
              System.Diagnostics.Trace.WriteLine("フォーム生成時");
          }
  
          protected void MethodTick()
          {
              System.Diagnostics.Trace.WriteLine("チック時");
              try
              {
                  // このプロパティは秀丸9.12以降なので、それ以前のバージョンだと例外が返ってくる
                  var updateCount = Hm.Edit.UpdateCount;
                  Hm.OutputPane.Output($"{updateCount}");
              } catch(Exception ex)
              {
                  Hm.OutputPane.Output(ex.ToString());
              }
          }
          protected void MethodDestroy()
          {
              System.Diagnostics.Trace.WriteLine("フォームクローズ時");
          }
      }
  
  }
  

• 秀丸マクロ側のソース

  テキストを編集してみたり、メニュー上の操作をしてみたり、
  操作をやめてマウスだけ動かしてみたりして、
  updatecount がどのように更新されていくのか確認してみてください。

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