秀丸マクロから呼び出すhmJSの関数(API)は多くありません。
ほとんどの場合は、「DoString」だけを使うこととなるでしょう。
JavaScriptファイルを別ファイルにした場合には、「DoFile」を使うことになるハズです。
文字列「szexpression」をJavaScriptの命令として実行します。
何らかの明確な内部エラーがあった場合は0が、とりあえず実行できた場合は1が返ってきます。
#JS = loaddll( hidemarudir + @"\hmJS.dll" ); #_ = dllfuncw( #JS, "DoString", R"JS( aaa = "あいうお"; function mysum(a, b) { return a + b; } )JS" ); #bbb = 123; #_ = dllfuncw( #JS, "DoString", R"JS( bbb = hm.Macro.Var('#bbb'); ccc = aaa + "続いている"; // 別のDoStringでも、aaa は引き続き利用できる。 hm.Macro.Var('$ddd', ccc ); hm.debuginfo( mysum(1,2) ); // 別のDoStringで定義した関数も当然利用できる。 )JS" ); message($ddd); freedll( #JS );
ファイル名「filename」内の記述内容全体をDoString(...)の引数に渡したものとして実行します。
何らかの明確な内部エラーがあった場合は0が、とりあえず実行できた場合は1が返ってきます。
繰り返しになりますが、DoFileとは、「該当のファイルの中身をそのままDoStringに渡す」ということですので、
複数個のファイルを利用することが可能です。
この際は、変数名の衝突などに注意してください。
「.js」ファイルは、「utf8」が想定されていますが、それ以外で取り扱いたい場合、
「SetCodePage」関数を利用してください。
この関数は「読み込み対象のファイル」が、該当のコードで記述してある、 という指定となります。
例えば、以下のようにすることで、
基本的にまともに取り扱うことが出来る文字コードには、必ず「コードページ」が割り振られているため、あらゆるものに対応できます。
#JS = loaddll( hidemarudir + @"\hmJS.dll" ); // 読み込み対象のファイルである「.jsファイル」は指定のコードページで書かれてます(932=cp932≒ShiftJIS)ですよ、という指定 #_ = dllfuncw(#JS, "SetCodePage", 932 ); #_ = dllfuncw(#JS, "DoFile", currentmacrodirectory + @"\test.js" ); freedll(#JS);