Hm.NetCOMとは、秀丸マクロの「COM」関連機能を用い、
を「C#経由で秀丸マクロ」で利用するためのライブラリです。
C#上から、「秀丸マクロ変数」の読み書きや、「秀丸マクロ関数」をC#のメソッド形態で実行することが可能です。
秀丸マクロの「COMとして呼び出すdll」の方法にて利用することを前提としています。
Hm.NetCOMは「たった1つの.csファイルのソース」を指します。
(厳密には「たった1つの.csファイルのソースを生成する「T4 テキスト テンプレート」ファイル、HmNetCom.tt を指します)
「このたった1つのファイル」をあなた自身が制作する C#のプロジェクトにペーストするだけで、使えるというものです。
秀丸エディタ ver8.98以上
それぞれの.NETが利用できるバージョンに依存します。
(例:.NET5 なら Visual Studio 2019 v16.8.0以上など)
Visual Studio 2019以上
C# ver8.0以上
Visual Studio 2017以上
C# ver7.3以上
以下の .NET と 秀丸での動作が想定されています。
2020年後半に、「.NET5」が登場し、「.NET6」以降も、その展望や仕組みが明らかになりました。
様々な世界中の知見を活かしたライブラリ、新テクノロジーのライブラリは、
「.NET Framework」でも「Win32API」でもなく、
「.NET5」「.NET6」といったクロスライブラリの場で提供されていくことが容易に想像できます。
秀丸にてC#で開発したライブラリを使用できるようにするため、当サイトでは「hm.NET」を提供し、
「.NET Framework 4.x」を動作対象とし、「loaddll」といったdll利用をする形をとっていました。
しかし、2021年以降を見据えると、「.NET5」や「.NET6」以降の形態にも対応するのが賢明と言えます。
そこで、この2021年以降の新時代用に「Hm.NetCOM」ライブラリを新たに作成しました。
将来的にhm.NETから移行する必要が出た際に、ソースの手直しが最小限で済むように、
名前空間こそ、「Hidemaru」と「HmNetCOM」と異なりますが、
その内側にあるHmクラス群は、ほとんど「hm.NET」と同一のインターフェイスとなっています。
Hm.NetCOMは、MITライセンスとなります。
Githubにリポジトリがあります。