utf8/utf16以外のPowerShellファイルを取り扱う

概要

hmPS/PowerShellは、「utf8(BOM有り)」「utf16(BOM有り)」
は、「DoFile」で自動的に判別して読み込むことが可能です。

又、BOMが無いファイルをDoFileしようとした際には、デフォルトではutf8(BOM無し)とみなします。

それ以外の特別な文字コードの「.ps」を「DoFile」で読み込ませたい場合には、自動判別が出来ないため、
SetCodePage関数でコード番号を指定してください。

cp932(ShiftJIS)の.psファイル

BOMが無いファイルをDoFileしようとした際には、デフォルトではutf8(BOM無し)とみなしますが、
SetCodePage関数によって、これを変更することが出来ます。

    #dll = loaddll( hidemarudir + @"\hmPS.dll" );
    
    #r = dllfuncw( #dll, "SetCodePage", 932 ); // BOMが無いファイルをDoFileしたら、cp932(sjis)とみなす。BOMがあるファイルはBOM情報に従う。
    
    #r = dllfuncw( #dll, "DoFile", currentmacrodirectory + "\\test.ps" )
    
    freedll(#dll);
    

注意点としては以下の2つとなります。

  • 文字コードの明示的な指定

    #r = dllfuncw( #dll, "SetCodePage", 932 ); // cp932(sjis)

    BOMが無いファイルをDoFileしたら、cp932(sjis)とみなして読み込むことを明示します。
    BOMがあるファイルであれば、932と指定していたとしても、ちゃんとBOM情報に従って読み込みます。