最終更新日 2024-09-25

hmPython3 モジュール等のインストール

通常の家庭環境上のPCなど、特にproxyなどの制限を受けていない、といった場合

PythonDev.batのバッチファイルが用意されている

hmPython3には秀丸フォルダのサブディレクトリの「HmPython3」フォルダ内に、
「PythonDev.bat」が用意されており、これを利用することで、
「パスが通っていないPythonに一時的にパスを通し、少し楽にコマンドを打つことが出来るようになっています」

モジュールのインストール
python -m pip install *****(対象ライブラリ)

といったように、通常pipでやることの頭に「python -m」を付ければ、処理されます。

pipモジュール自体がバージョン不足と言われたら...

pip のバージョンが不足している、と言われた場合は、

python -m pip install --upgrade pip

すればpipモジュールが更新されます。

proxyなど何らかのネットワーク制限下にあり、python -m pip install が直接効かない環境の場合

ngramのインストールを通して、外部モジュールのhmPython3への追加の仕方を紹介しています。

Package Indexを探す

ngramのPackage IndexのURLは

proxy下で、ngramモジュールをインストーする例

pipで、サクッと探せればよいのですが、会社等、一定のセキュリティを持った企業では、
通常proxyが通っているため、pipでサクッとインストール、というわけにはいかないことがほとんどです。

通すべきproxyがわかっているのであれば、プロキシを指定することでpipコマンドにて、インストールすることも出来ますが、
ここでは、tar.gzファイルや、 Wheelファイル(.whl)をダウンロードしてきて、
ローカルでインストール
する、 という
ネット接続環境に左右されにくい、堅実な方法を採用します。

Package Indexのngram

となります。

自分のバージョンにマッチする、tar.gz もしくは Wheelファイルのダウンロード

PythonDev.batのバッチファイルが用意されている

hmPython3には秀丸フォルダのサブディレクトリの「HmPython3」フォルダ内に、
「PythonDev.bat」が用意されており、これを利用することで、
「パスが通っていないPythonに一時的にパスを通し、少し楽にコマンドを打つことが出来るようになっています」

直接「pip.exe」を使うのではなく、python -m経由で使う必要あり

他の正規インストールをしたPythonが存在すると、「pip」コマンドを直接使うと、
そちらのPythonへとインストールされてしまいます。

これを避けるには、以下のように「python -m」を先頭につけて、
どのPythonへとインストールするのかを明示するコマンドを入力しましょう。

PythonDev.bat実行の中でのコマンド
python -m pip install ngram-4.0.3.tar.gz
        

動作確認

TestNumPy.mac
#DLL = loaddll( hidemarudir + @"\hmPython3.dll" );

#r = dllfuncw( #DLL, "DoString", "import testnumpy");

freedll( #DLL );
testnumpy.py
from hmPython import hm

import ngram

G = ngram.NGram(['joe','joseph','jon','john','sally'])
hm.debuginfo( G.search("joseph") )