最終更新日 2025-07-22
hmPythonとPythonの「アウトプロセス連携」
インプロセスでは駄目な事態に対応する
- hmPython内で実行することが出来ないライブラリ(numpy等)を使用したい場合
- すでに別のPython等で動作しているPythonを最小限の労力にて利用したい場合
- 異なるビット数のPythonと連携したい、といった場合
などで威力を発揮します。
アウトプロセス連携概論
アウトプロセス連携は単純です
下図のように「インプロセスのhmPython3」から「アウトプロセスとして別のPython」を起動し、
情報のやりとりは「shelve」ライブラリで行うというものです。
サンプルのダウンロード
更新日 2017/10/26
サンプル解説
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マクロファイル
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hmPython用(インプロセス)のpythonファイル
インプロセスとなるhmPythonの役割は、
- 連携対象となる「別のpythonプロセスを呼び出すこと」
-
値をデータファイルへと保持しておくことです。
(ここではPythonの「shelve」ライブラリを利用)
-
外部Python用のpythonファイル
アウトプロセスのPythonの役割は、
- hmPythonでは困難な処理を実行し、
- hmPythonで利用したい値をファイルへと保存しておくことです。
shelveライブラリを利用することで、
hmPythonと外部プロセスPythonの間で「データをパースする」
といった不毛な手間から解放されます。 - hmPythonでは困難な処理を実行し、