秀丸エディタ・ストアアプリ版でのhmV8の使用方法
概要
本来hmV8はストアアプリ版には対応していません。
hmV8以外の「hmPy/hmRb/hmPS/hmJS/hmPython/hmPerl」は、
ストアアプリ版でも動作しますので、それらのいずれかの利用をお勧めします。
それでもなお、他ではなく「hmV8を利用したい」という場合、以下のようにすることで、動作させることは可能です。
配置場所 「macrodir」に置く
ストアアプリ版の場合、 「C:\Users\%username%\Documents\Hidemaru\StoreAppMacro」がマクロディレクトリ直下となりますので、
「hmV8.dll、ClearScript***.dll」の4つをこの場所へとコピーします。
PATHを通す
環境変数 PATH へと以下のディレクトリを追加してください。
「C:\Users\%username%\Documents\Hidemaru\StoreAppMacro」にパスを通してください。
秀丸本体(hidemaru.exe)と同じ場所に置けないので、どのディレクトリからでも参照できる形にするためです。
GAC登録
グローバルアセンブリキャッシュにアセンブリをインストールします。
秀丸本体(hidemaru.exe)と同じ場所に置けないので、どのディレクトリからでも参照できる形にするためです。
普段Visual Studioなどを利用している方であれば、Gacutil.exeなどを利用して登録してください。
普段Visual Studioなどを利用していない方はGautilが手元に無いと思います。
簡易代替コマンドとして、WinGacInstallerを用意していますので、こちらをダウンロードして利用してください。
一旦ストア版の「秀丸エディタ」「秀丸エディタの常駐」を全て終了する
秀丸エディタを起動したままでは、環境変数の変更は反映されません。
全て終了させてください。
特に「秀丸エディタの常駐」も終了させるのを忘れないようにしてください。
各種サンプルにあるhidemarudirがmacrodirとなる
#V8 = loaddll( macrodir + @"\hmV8.dll" );
#_ = dllfuncw(#V8, "DoString", R"V8(
hm.debuginfo("あーあーテストテスト2");
)V8"
);
freedll(#V8);
アンインストールの方法
- 一旦ストア版の「秀丸エディタ」「秀丸エディタの常駐」を全て終了する
- PATHを追加したものを削除する
-
「/i」でGAC登録した2つの.dllを「/u」で解除。(WinGacInstallerでも同様)
- 「C:\Users\%username%\Documents\Hidemaru\StoreAppMacro」にコピーした
「hmV8.dll、ClearScript.dll、ClearScriptV8-32.dll、v8-ia32.dll」の4つを削除。
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